[インタビュー]メディカルクラーク職 R.S様

東京都内の医療機関にメディカルクラーク職として入職した中国籍のR.S様は、日本語・中国語を駆使しご活躍されておりました。

 

Q1. R.Sさんのお仕事内容は?

 

A2. クリニックで患者さんや患者さんのご家族が来院した際に診察に同席し、通訳を行っています。また、医療ツーリズムで来日された方がいらっしゃった際にも診察に同席させてもらい、通訳や翻訳などのお仕事も任されています。

比較的外国籍の患者さんの来院や海外の企業とのやりとりが多いので、私の言語力が活きております。

 

Q2. 現在のお仕事のやりがいと苦労は?

 

A2. クリニック勤務のため、医療の専門用語など、微妙なニュアンスは、伝え間違えると医師と患者さんの間の意思疎通に支障が出るため、注意を払っています。しかし、そこは「新しいことを学べるチャンス」であるとも考えているので、医療用語や医療機器の仕組みなども勉強し、通訳の幅が広がっていくことにやりがいも感じています。今後更にスキルアップし、カルテの翻訳などもしたいと考えています。

 

Q3. クリニックの雰囲気はいかがですか?

 

A3. 同年代・同性の方が多くとても明るい雰囲気です。みんなで一緒にお昼ご飯を食べたりしてコミュニケーションを取っています。皆さん優しくしてくださるので、すぐに職場になじむことができ感謝しています。

 

Q4. 今後、日本企業で働く方へのアドバイス

 

A4. 外国籍の方は、分からないことがあるとき、「分からないのは恥ずかしいこと」と思う人が多いですが、日本に限らず、海外で働く場合は「わからないことがある時は、素直に、すぐ質問すること」が大切です。また、日本企業はチームワークを重要視している企業が多いので、「こうした方がよくなるじゃないかな?」等、自分のやり方や考えがある時は勝手に進めるのではなく、同僚に相談して改善していくような「みんなで仕事を進める気持ちを持つこと」が必要だと思います。

 

 

-採用御担当者から一言-

Q1. 外国人採用に力を入れている背景は?

 

 

A1. 率直に、海外からご来院いただく方が増えたことに起因します。また、外国籍の方はとにかく勉強熱心で好奇心が旺盛なので、周りの職員にとってもいい刺激になっています。外国籍の方の受け入れは初めてでしたが、特に心配はありませんでした。むしろ、R.Sさんが入職してくださったことにより、「そういう疑問を感じるのか」「そういう考え方もあるのか」とクリニックとしても視野が広がりました。今は、R.Sさんという3か国語を使いこなせる人材が在籍していることが当院の強みと言えます。